昨今のテント事情
キャンプの醍醐味のひとつは自然との一体感。そのためのひとつの道具としてテントは必須です。一般ピープルでも本当に猫も杓子もアウトドアだ、キャンプだと言って山や海などに出かけてキャンプを楽しむようになってから、いろいろなキャンプのスタイルが気築かれてきました。そして、それぞれのスタイルに合わせたさまざまな種類のテントが売られるようになっています。
人が集まるところでビジネスは大きくなるから、このテント市場も充実してきました。
そうは言っても運動会でテントを張るのはどうかと思いますが・・・
ワンタッチテントの使い勝手は
それはともかく、いろいろなテントが出回っている中で、今注目されているのがワンタッチテント。いくつか種類がありますが、良く知られているのはループ状のワイヤをコアとして構成されていて、袋から取り出してポイっと空中に投げるとバッと開いて文字通りワンタッチでテントの完成。じつに便利です。他にもカサのように折りたたむタイプもあります。
こんな手軽で便利なものなら、どんなキャンプでも使えるのではと思ってしまいますが実際のところどうでしょうか。
ワンタッチテント自体はまだ割りと新しい物でこれからさらに熟成されていくと思いますが、それでも例えばバックパッキングなど、軽量化コンパクト化が進み高い機能性を求められるところではさすがに無理かなと思います。たたんだときのサイズはいずれのワンタッチテントにしても結構大きいです。特に傘式のテントは、構造上全長がかなり長くなります。車以外のキャンプなどではこれは結構な荷物になってしまいます。重さに関しては、軽量なワンタッチテントも出てきていて、これからもますます軽量化が進むでしょう。
少なくとも現状では、カーキャンプなどの軽いレジャーキャンプには良いのですが、それ以外はちょっと・・・
という感じですね。
だから逆にこれからどんな進化を遂げていくのか(または衰退していくのか)が興味あります。