親しい仲間どうしでやるパーティ、楽しいですよね。最近は日本でもポットラックという言葉が浸透してきています。ポットラックとは、参加者がそれぞれお料理を持ち寄りおこなうパーティです。
単純計算で、参加者の人数分のお料理がそろうから品数が増えて見た目も豪華になるだけでなく、食べた事のないお料理や味に遭遇して感動したり新しい発見があったりします。そして作ってきた人にレシピを聞いたりして、そこでまた話が盛り上がったりと、パーティを盛り上げる一品にもなります。と良い事ずくめです。
でも作るに当たっては、それなりにおいしいものを容易しないといけないので、お料理が苦手な人にとってはちょっとハードルが高いのも事実。そんな時は、お店で売っているものを買ってもっていくのも良いです。特に自分のお気に入りのお店のおいしいものを紹介したい時なんかは、まさにうってつけ。
そしてお料理が好きな人だったら、これもみんなに最近自分がはまっている料理とか、お気に入りの料理を紹介する良いチャンス。友人宅でやるなら、最後の仕上げや焼きなどをキッチンを借りてやれば、温かい料理や出来立てをすぐに食べたい料理も出す事ができます。何も凝った料理を作る必要はありません。簡単に作れるものでもおいしいものはたくさんありますし、簡単でもそれが肉料理なんかだったりすると逆に一番人気になる可能性も。みんな肉好きですからね。
子供も参加するときは、子供でも食べられるものを持っていくとさらに喜ばれます。
こちらカナダなど欧米では、そんなポットラック形式のパーティは日常茶飯事に行われているので、みんな慣れています。料理のできる人や好きな人は作ってくればいいし、苦手な人は何か買って持っていけば良い。招くほうも幾分気楽です。
ポイントはお互いの料理がかぶらない事。そのために主催者は、割り当てを決めておくといいです。メインディッシュ、サラダ、サイドディッシュなどカテゴリだけ決めておいて、それぞれにどのカテゴリーの料理を持っていくか申告してもらったりすれば良いですね。私は以前、参加者それぞれの名前のイニシャルで始まる名のつく料理を持ってきてもらうように頼んだ事があります。ゲーム感覚で面白いですよ。
みんなで気軽に楽しめるパーティ、それがポットラック。
逆に、自分が招待して料理を振舞う場合、たとえば特別なゲストだったり特別な日だったりするとちょっと気合が入ります。だからといって華やかなパーティ料理を眉間にしわを寄せて考える必要はありません。
普段作っている、いわゆる家庭料理でも量をたくさんつくってパーティ料理にする事もできます。その時は盛り付け方を工夫したり、いつもの味にちょっと一工夫をするだけで普段の料理が見事なパーティ料理になったりします。アイデア次第という事です。
そのアイデアをどこから持ってくるかというと、もちろんインターネット。お料理関連のサイトはクックパッドを始めごまんとあるので適当に検索するだけでもたくさんのヒントをもらえます。
また、ひとつのアイデアとして宅配を頼むのもいいでしょう。今やピザだけでなく、有名なレストランなどの料理を宅配してくれるサービスがあります。日本全国に普及しているかどうかはわかりませんが、大きな都市なら大抵あります。自分の地元にそのサービスがあるかどうか、どんなお店のものを宅配してもらえるのかなど、インターネットで検索してみるといいでしょう。
一見大変そうに思える自宅でのホームパーティ。アイデア次第で簡単に、楽に、楽しくできますよ。