最近ビーガン料理に結構はまっています。自分はビーガンではないけど、普段の生活ではめったに肉を買ってこない。でも、日本にいた時はほぼ毎食どこかに肉が入っている食事をしていて、肉が全く無い食事というのは味気ないだろうくらいに考えていました。
ところがカナダに移民してきて新しい生活が始まってからは、しばらくは仕事もなく持ってきたお金を少しずつ食いつぶしてつないでいたから結構倹約していたんです。となると肉より野菜のほうが遥かに安くてたくさん食べられるので、必然的に野菜や果物中心の食事になっていき、いつの間にか肉をあまり食べなくても全く気にならない食生活に変貌しました。環境が変わると体や習慣も変わるもんですね。
ビーガン料理やベジタリアン料理自体も、昔はそれらを追求するストイックな人たちが栄養補給のために食べるため食事という感じで、おいしいかどうかは二の次というイメージでした。実際、当時のベジタリアンやビーガンの食事は、美味しいものがほとんどなく食べたいという気にはならなかった。
でも最近のビーガンやベジタリアン料理、侮れないんです!!
美味しいものが実にたくさん。レシピもネットにいくらでもあって自分でも手軽においしくつくれるそれらの料理がたくさんある。
こうなってくると、ますます肉を食べる必要がなくなってきて、今では肉を買うのは年に数回程度。
知り合いにビーガンがいて時々パーティをやるので出席してるけど、ビーガン料理を研究していていつも斬新でとびきり美味しいビーガン料理をごちそうになります。
カレーはビーガンでは割と定番アイテムだけど、その他にも毎回創作料理の数々・・・
そしてデザートもビーガン!
ホイップクリームも当然ビーガン、しかも美味しい!!
でも良く考えてみれば、元来の日本食もほぼビーガンに近いですよね。魚介類を除けば完全にビーガンなのでは。少なくともベジタリアンではある。でも最近の日本人の食事は欧米化されてきて、肉中心で乳製品などもたっぷり。これがダメとは言わないけれど、やっぱりバランスって大事。良くの赴くままに食べあさっていては生活習慣病になるのは目に見えている。
そのために我慢するのではなくて、たまに食べるからより美味しいとも感じるから、余程好きであれば、例えば肉が大好きだとして、逆にもっとこだわって本当に良いものしか食べない、という事にすれば、そんな高級なものはそんなしょっちゅう食べられないので食べる頻度は減るし、それでいて食べる時は常に良いものを食べるというカタチになるから、そういうパターンに食に対する考え方を変えると割りとスムースに移行できるような気がします。