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観光都市バンクーバー、雪が降ると大騒ぎ!

コラム

カナダの中でももっとも温暖な都市であるバンクーバー。そんなところでもたまに雪が降って積もることがあります。

今週はまさにそんな日が続いている。
北極からの寒気団が流れ込んでいて、通常は0℃以下になる事がないバンクーバーが、日中でもマイナス気温。

今年初の雪が降って市街地で5cmくらい積もった。
いつもなら、お昼頃には寒気が緩んで雨に変わって午後にはだいたい融けてしまうんだけど、そんな気温なのでしっかり残っている。道路は大体除雪されたり融雪剤を撒かれていたりして融けてなくなって乾燥しているので車はほぼ普通に走れる。

そしてこれまたいつもと違って、最初の降雪から数日経った本日、さらなる雪予報。しかもスノーストームっぽい。これはかなり厳しそう。

ただでさえ雪に慣れていないバンクーバー、雪が積もるほど降ると道路は大渋滞。通勤にいつもの5倍くらいの時間かかる人もでる始末。カナダというと冬は極寒の地域と日本では思われているがバンクーバーあたりでは、そこまで寒くなる事はない。
むしろ北海道よりもかなり温暖な感じ。

だから、雪が積もるともう大変。そんな感じのところだから除雪設備もそこまで充実しておらず、いたるところでスタックする車が発生。それでトラフィックが滞って大渋滞。

実はそんな中、出かけるために自転車に乗っていた。
幹線道路には大体バイクレーンがあってそこを走るが、それは大抵路肩なので除雪されてない!!
5cmくらい積もった雪の中を走るとペダルが重い。

済んでいる地域は河の河口の三角州地帯なので坂が全くなく平坦なんだけどタイヤが雪をかき分けながら進むので抵抗が大きくて延々と坂道を登っている感じ。おとなしくまっすぐ走っている分には、ほとんど滑らず問題ない。
でも曲がるときは注意してゆっくり。

実は自転車用のスパイクタイヤも売っている。買おうかとも思ったけど結構なお値段だし、ここに住んでいるとあまり使う機会もないしでまだ買うまでにはいたっていない。実際にどのくらい違うのかもわからないし。

それにしても雪が降っただけで、たくさんいろいろな話題のネタがでてくるバンクーバー、平和なところなんだな。

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