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野生のビーバーが公園を破壊?

アウトドア

カナダでは、ご存知ビーバーをいたるところで見かけることができます。それは、カナダ第三の都市、人口200万人を誇るバンクーバーでもです。

ある時、一頭のビーバーが街のど真ん中にある人口の池に現われてニュースになった事があります。
2010年にバンクーバーオリンピックがありましたが、その時に建設されたオリンピックビレッジと呼ばれる選手村。現在は高級コンドミニアムに改装されていますが、その際に周囲の芝生や植木類も改修されて小さな池が作られました。その池ができて程なくして、そこにビーバーがやってきたのです。少し様子を見ていましたがすぐに去っていきました。小さな人口の池だから、ビーバーにとって使い道はなかったのでしょう。

そんな感じでたまにビーバーをはじめ、いろいろな野生動物を街中でも近郊でも見る事ができますが、一度衝撃を受けたことがあります。

それは、バンクーバーから車で小一時間ほど東へ走ったミッションと呼ばれる場所に行ったとき。
ここにはダムがあってステイブリバーという川が流れていますが、そのダムのすぐ下にある湖にそって公園が作られています。割ときれいに整備されていて、散歩がてら散策できる簡単なトレイルもあるのですが、そこにある湿地帯にはビーバーが住んでいます。

その公園を散策していたら、こんなものを見つけました。

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ビーバーが木をかじり倒した後です。
w(゚ロ゚;w

直径にして数十センチ程度だから、ビーバーにとっては巣の修復などに使うにはちょうど良いサイズだったかもしれません。
でもこの木、公園を整備するために人が植林したものなんです。公園は一部が最近整備されたばかりのようで、このあたりはとてもきれいです。だからまだ木もあまり大きくありません。

ちょうど良いサイズといえばそうかもだけど、この木持ってっちゃダメだよ(笑)。
遊歩道の街路樹だし。

どうやら公園の管理事務所もそれに気づいたみたいで、周囲の同様の木を見たら地面から1mほどのところまで金網を巻いて対策してありました。

思わず笑ってしまったけど、こういうのを見るとカナダだなぁと思いますね。
なんかほのぼのしている。

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